今、SNSの利用者数が非常に多くなっており、中でも若い世代が多く利用している「Instagram」は、企業の中でもブランディングに非常に効果的であると言われています。
実際にも、自社の商品やサービスの宣伝、販売のために、Instagramを活用する企業も多くなってきています。
そもそも「ブランディング」とは、市場でブランドを確立するための、様々な活動を行うことを言い、「〇〇といえばあの企業」「××といえばあの人」という風に思ってもらえるようにすることを言います。
ロゴやキャッチフレーズはもちろん、企業や個人そのものがその商品やサービスに対して共通のイメージを認識させることを目的としいます。
そんなブランディングには、今Instagramを利用することが非常に有効的であることをご存知でしょうか。
そこで今回は、Instagramを利用した4つのブランディング方法について解説します。
これから企業としてInstagramを活用し、ブランディングに繋げたいと思われている場合
や、Instagramを利用したブランディングに興味がある方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
1:ターゲット層と発信したい情報を定める
Instagramを利用する場合でも言えますが、マーケティング活動を行う上で、どのターゲット層に向けて何の情報を発信するか、ということを明確にしなければなりません。
より詳細に確実にターゲットに情報を発信するためにも、年齢や家族構成、趣味などを具体化した「ペルソナ」を設定することをおすすめします。
ペルソナを設定することで、本当に情報を届けるべきユーザーはどこに在るのか、ということを設定することで、投稿するべき画像が決めやすくなるのです。
2:ターゲットユーザーにどう認識されたいかを定める
自社がユーザーに販売したい商品やサービスのブランドは、ユーザーにどのようなイメージを持ってもらいたいのか、ということをしっかり決める必要があります。
これを明確に定めることで、よりブランドを確立しやすくなりますし、画像や文章の雰囲気が定めやすくなります。
3:ハッシュタグを活用する
Instagramユーザーは、ほとんどハッシュタグを利用して投稿を検索します。
既存のハッシュタグや、人気のハッシュタグを積極的に活用することで、ハッシュタグ検索から自社への投稿にたどり着いてもらうのです。
ハッシュタグを利用すると、多くのユーザーにアピールすることができるので、ブランディングにも繋がってくるのです。
ハッシュタグを利用するポイントとして、できるだけブランドイメージに沿ったハッシュタグを付けるようにしましょう。
たとえば、高級感をイメージしているのに、「#お買い得」「#激安」というようなハッシュタグをつけてしまうと、せっかくのブランドイメージが台無しになってしまいます。
また、オリジナルハッシュタグを作成することもおすすめです。
オリジナルのハッシュタグを利用することで、よりユーザーに覚えてもらいやすくなります。
自社から発信する投稿にオリジナルハッシュタグを付け、Instagramのキャンペーン企画を通して、ユーザーにオリジナルハッシュタグを付けることを促すと、より多くのユーザーがオリジナルハッシュタグを目にしますので、ブランドの知名度の向上に繋がるのです。
知名度があるインスタグラマーに、ハッシュタグを付けることを依頼することが可能であれば、よりブランディングを進めることができます。
他のSNSとInstagramを比べてみると、Instagramは情報の拡散力が弱いようにも思えますが、工夫次第で多くのユーザーの認知度を高めることができるのです。
4:伝えたい情報が複数ある場合は、複数アカウントを作成する
自社が広告を出して宣伝したいと思っている商品やサービスが複数ある場合、一貫性を持ってイメージを持たせ辛い場合には、複数アカウントに分けて、専門のアカウントを作成しましょう。
それぞれのテーマやペルソナごとに、専門のアカウントを作成することで、一貫性を持たせることができますし、世界観を統一することができます。
ひとつのモバイル端末であっても、Instagramでは複数アカウントを簡単に管理することができますので、統一感を重視し、世界観を壊さないためにも、迷った場合には複数のアカウントを作成することをおすすめします。
まとめ
以上、Instagramを使った4つのブランディング方法について解説しました。
Instagramに写真を投稿すれば、それを見た人に商品の外観やイメージを持ってもらうことは簡単なのですが、大切なのは、そこに「価値」を持ってもらうことなのです。
商品やサービスはもちろん、それを扱う企業自体が「感じが良い」と思ってもらうことこそ、Instagramを利用する意味があるのです。
新規顧客増加を目指すためにも、ぜひこの4つのブランディング方法を試してみてください。