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バーンアウトの根本的な原因

そもそも、バーンアウトの根本的な原因はなんでしょう。
クルト・レヴィンの場の理論によると、人の行動は、その人の特性と周囲の環境が関係しているとされています。この考え方応用し、バーンアウトはストレスの延長にあるという考え方が現在ほとんど一般的になっています。(Maslach & Schaufeli 1993)
ストレスとは、心理学では、以下のように定義されています。ストレッサ(ストレスを与える何らかの刺激)に対し、個人の能力や資質で対応できなくなった時、あるいはできなくなったと感じた時、人はストレスを感じます。
バーンアウトは、単なるストレスだけでなく、自分の頑張りが認められないという経験が積みまさなった結果と考えられています。

企業におけるストレス・メンタルヘルスへの取り組みの重要性とは?
東京大学政策ビジョン研究センターによると、平成30年においてストレス等の体調不良などに伴う従業員一人当たりの労働生産性損失は、年間 76.6 万円となっています。バーンアウト状態になってしまい、部下が1年間休職すると約1,500万円の損失にも上ります。
同じく平成30年の調査で、仕事で強いストレスを感じている人の割合は、58%という厚労省の調査結果もあります。
新型コロナウイルス感染症の労働環境の変化により、さらにこの値は大きくなっていると考えられます。
そのため、企業においても、人事育成や、組織の文化醸成などの、取り組みをしていく必要があります。

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