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Common mental failures in forex.

2022/5/31    ,

I want to start forex, but what if I fail? I don't know how to do it well. And for those of you who are worried about forex trading. Here are some common examples of failure and advice on how to improve.   Patterns of failure in forex Forex is a trading method that uses the ups and downs in exchange rates to make a profit from the difference. Trading is available 24 hours a day and accounts can be opened on the same day. It is a convenient service that even beginners can start with. However, there have been ...

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1on1ミーティングの効果を高める方法とフィードバック

2022/5/20    

1on1ミーティング(以下1on1)とは、上司と部下が定期的に1対1で実施するミーティングのことです。 一般的な人事評価とは異なり、部下がミーティングのテーマを決めて上司が部下の悩みや現状に寄り添うというものです。   1on1を通じて部下が成長・スキルアップし、今後の仕事に活かしていくことが大切とされています。   今回の記事では1on1を有意義なものにするためのチェックポイントや事前準備、実際の面談中や面談実施後のポイントなど、1on1の効果を高めるコツについて解説していきます。   1on1ミーティングで失敗を防ぐ方法 1on1を有意義に進めるためには、もちろん事前準備は欠かせません。 そして、1on1を実施する目的を明確にする必要があります。 1on1において何をどう準備すればいいのか、話題やテーマは何にすべきかを紹介します。   目的を確認 1on1ミーティングの主な目的は「部下の成長・育成」です。 上司と部下が定期的に1対1でミーティングを行い、部下が自分でテーマを決めて悩みや現状を上司と共有することで部下の能力を引き出し、今後の成長につなげていきます。   1on1をより良いものにするためには、1on1実施前に上司・部下の間で1on1の目的を共有しておくことが必要です。   目的が共有されることで「何のための1on1なのか」を理解し、限られた時間の中で問題にピンポイントでアプローチでき、質の高い1on1を行うことができます。   もしも1on1の目的が上司から共有されていないのであれば、部下側から確認しにいく自主性も大切です。   1on1ミーティングの話題とテーマ 限られた時間の中で行う1on1を有意義にするには「話題」や「テーマ」が大切です。   この1on1の話題やテーマは部下側が決めます。 1on1直前に悩みなどを聞かれてもそんなすぐに答えるのは難しいですよね。 事前に話題やテーマを考えておくことで自分の今の悩み、不安、意見などを明確にすることができます。   1on1のテーマの例をご紹介します。   ・現時点における仕事上の悩み、不満 →人間関係、担当業務の問題点など ・今後の目標やキャリア →今後やってみたいこと、長期的に見て将来どうなりたいかなど ・プライベートに関すること →健康状態、家族など   上記のように、1on1では仕事〜プライベートまでさまざまなテーマがあります。   この先仕事をしていくうえで成長につながるようなことをテーマにすると良いでしょう。   決めた話題やテーマは事前に上司に共有しておくことを忘れないでくださいね。   上司の姿勢 1on1には「能動的な姿勢」が非常に重要です。   部下の場合、普段仕事をして行くうえで悩みや不満があってもなかなか相談できる機会がありません。   しかし、1on1はそんな悩みや不満などを部下が自ら積極的に打ち明ける貴重な機会です。 現在の自分の立場からでは見つけ出せなかった解決策も上司の視点から見たら見つかったり、新たに視野を広げることもできるかもしれません。   新たな解決策や視野が広がればその分仕事におけるスキルアップも望めますし、自ら人に相談するという自主性も身に付きます。   普段能動的に行動することが苦手な人もまずは1on1から能動的な姿勢で取り組んでみてくださいね。   1on1ミーティングの事前準備 1on1を有意義なものにするためには事前準備が必要不可欠です。 実施前の事前準備のポイントを見ていきましょう。   ①1on1の目的の共有 「何のために1on1を実施するか」を共有することで限られた時間の中で問題にピンポイントでアプローチできます。   ②話題やテーマを決める 事前に話題やテーマを決めておくことで現状の問題点を洗い出し、スムーズにミーティングが進みます。 問題点を忘れてしまいそうという方は逐一メモをしたり、週や月単位で振り返りをしておくと良いです。   ③ボイスレコーダーやメモの準備 ミーティングの内容を忘れないために記録に残しておくと良いでしょう。 ボイスレコーダーがあれば何度でも内容を確認できるためおすすめです。   上司と部下の信頼関係を構築する   1on1において問題を解決していくためにも上司と部下の信頼関係が重要です。   信頼関係を築くには「自己開示」がカギとなってきます。   仕事でよくあるような上司の話を部下が一方的に聞いているという状況では、なかなか部下は本音を言えずに信頼関係を築くことができません。   1on1をきっかけに部下側から自分が思っていること、得意・不得意なことを伝えると、また違う視点からのアドバイスがもらえたり今後の業務で得意・不得意を配慮してくれるきっかけともなります。   さらに会話に雑談(好きな食べ物や趣味など)を交えると日常的にコミュニケーションがとりやすくなり、次回の1on1の機会を待たなくてもすぐに悩みを相談できる関係になりますよね。   自己開示はなかなか難しくすぐにできることではないですが、きっかけの一つとして1on1は最適です。   1on1ミーティングのフィードバック 1on1はただ実施するだけでなく、実施後にミーティングの感想やフィードバックを共有することが大切です。   ミーティングではあなたの決めた話題やテーマに対し、何かしらのフィードバックがあるはずです。 しかし、大切なのは部下側からもフィードバックを行うことです。   「親身になって話を聞いてくれて良かった」「気持ちがすっきりした」などの良かった点をフィードバックすることで次も同じまたはさらにいい方向に相手が動いてくれるはずです。   面談相手の上司も人間なので完璧ではありません。 逆に「もう少しこうしてほしかった」というような改善点もフィードバックすることで次回からの1on1に向けて改善され、より信頼関係を築くきっかけとなります。   まとめ   1on1は部下が主体となって現状抱えている悩みや不安を相談できる貴重な機会です。   ...

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ESD教育の目標と日本・海外でのESDの取り組み

2022/5/19    

将来起こりうる問題の解決に役立つとされている「ESD」。ESDとは、持続可能な社会を作っていくために必要なカギとなります。 今回は、ESDやESDとSDGs の違いについて紹介します。また、日本や世界でのESDの取り組みについても紹介します。ESDに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。   ESDとは? ESDはEducation for Sustainable Developmentの略であり、日本語では「持続可能な開発のための教育」と訳されるものです。現在、世界では貧困問題・環境問題・開発問題などさまざまな問題が起こっています。  これらの問題を自分たちの問題として主体的に捉え、将来の人類が豊かな生活を送れるように身近にできることから取り組むことが重要です。そのため、持続可能な社会の実現を目指して行う教育活動であるESDの取り組みが広がっています。   ESDとSDGs の違い ESDとSDGs の違いは、目的・管轄・時期の3つです。まず、ESDの目的が持続可能な社会の担い手を育てるためなのに対し、SDGsの目的は全人ついに平和と豊かさをもたらすことです。  また、ESDの管轄がユネスコなのに対してSDGsの管轄は国連全体です。さらに、ESDの時期が2005~2014年なのに対してSDGsの時期は2016~2030年です。   なお、ESDはSDGsの17全ての目標の実現に寄与するものでもあります。そのため、持続可能な社会の担い手を育てるための教育であるESDは、質の高い教育の実現にも大きく関係します。   ESDで目指すこと ESDで目指すことは、多様性・公平性・連携性・相互性・有限性・責任性の6つの価値観を培うことです。なお、ESDをただ学ぶだけでは持続可能な社会をつくるための担い手としては不十分です。ESDの教育を受けた人間が増えても、主体的に行動を起こせる人材がいなければ意味がありません。   ESDの教育で学んだことに加えて、自己肯定感を養う教育やスキルトレーニングなども行う必要があります。そのため、ESDの教育で学んだことを生かすためにも、自分ができることから始めていきましょう。   日本でのESDの取り組み ここからは、日本でのESDの取り組みについて紹介します。あまりなじみがない方もいますが、日本でもESDの取り組みが広く行われています。実際に行われている取り組みを知れば、ESDの仕組みを把握しやすいです。持続可能な社会につなげるためにも、日本でのESDの取り組みを把握しておきましょう。   事例①ユネスコスクール ユネスコスクールは、ユネスコの理念を実現するために国際的な連携を実践する学校です。また、ユネスコが提唱する「学びの4本柱」を重視した教育を行っています。世界180か国で11000校以上が加盟しており、日本でも1000校以上が加盟しています。   事例②小笠原村立小笠原小学校の取り組み 小笠原村立小笠原小学校では、世界自然遺産に登録されている小笠原の自然についてを環境教育の観点から学ぶ取り組みを行いました。また、5年生はアオウミガメの生態についての探究活動も展開しました。自分の住んでいる小笠原の自然を探究することで、郷土への誇りや愛着を育むことにつながります。   なお、アオウミガメの保護や調査活動などの体験学習で学んだ成果はビジターセンターに展示されています。観光客や島民に広く知ってもらえるだけでなく、児童が自分で調査した結果をまとめるという学びも得られるところが評価されました。   事例③岡崎市立男川小学校の取り組み 岡崎市立男川小学校では、自然を生かした理科学習に力を入れています。昆虫の観察を行った後、「ふるさと男川の昆虫標本」の制作を行います。観察するだけでなく、それを標本としてまとめることでより環境についての知見を深めるのが目的です。   また、観察した結果と専門家の講演を聞いた経験をもとに「ふるさと男川昆虫図鑑」の作成も行います。昆虫の生態についてを学べるだけでなく、郷土愛も育める点が評価されています。   世界でのESDの取り組み ここからは、世界でのESDの取り組みを紹介します。地域全体が協力して行っているところが多いです。自分にできることから始めるためにも、ぜひ海外におけるESDの取り組みを知っておきましょう。   事例①オーストラリアの取り組み オーストラリアのメルボルンにある「Lentil as Anything」が運営するレストランやスーパーでは、いずれの店舗にも決まった値段が設けられていません。経済的に余裕がある人は自分が妥当だと思う金額を寄付し、余裕がない人はボランティア活動に参加することで値段分とされています。   この仕組みにより、経済的に余裕がある人とない人がそれぞれ不利益を被ることなく商品を手に入れられる流れが作られました。また、この仕組みは貧困問題だけでなく、食品の廃棄問題の解決にもつながると注目されています。   事例②イギリスの取り組み イギリスにある多くの教会では、毎週の礼拝だけでなくエコロジーに関する取り組みも行っています。また、各教会のホームページにはエコロジーに関する活動や活動の理念などが掲げられています。   まとめ:ESD の仕組みを理解してできることから取り組もう 今回は、ESDとSDGs の違いや世界・日本で行われているESDの取り組みについて紹介しました。ESDは難しそうというイメージを持たれがちですが、家庭の中でも取り組みはあります。日本の教育現場でも注目されているので、ぜひ自分にできることから始めてみてください。  

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教育格差の原因とSDGs目標4達成のためにできること

2022/5/19    

貧困・戦争・病気など、さまざまな理由からなる教育格差が問題となっている現代社会。世界中では、誰もが平等に質の高い教育を受けられる環境を作るための取り組みが行われています。 今回は、SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」について解説します。また、「質の高い教育をみんなに」達成のためにできることも紹介するので、ぜひ参考にしてください。   SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」とは? SDGsの目標4の「質の高い教育をみんなに」は、誰もが平等に質の高い教育を受けられるような環境を作るためのものです。世界中のすべての子どもが教育を受ける権利を持っていますが、実際には学校に通えていない子どもが約1.2億人もいます。   特に戦争や紛争のある場所に暮らしている子どもは教育を受けられずに大人になる場合が多いです。質の高い教育を受けることは、貧困から抜け出し安定した収入のある仕事に就くことにつながるので、世界中で目標を達成するための取り組みが行われています。   質の高い教育が受けられない原因 ここからは、子どもが質の高い教育が受けられない原因を解説します。本来、子どもには教育を受ける権利が与えられていますが、さまざまな理由から質の高い教育を受けられていない子どもが多いです。目標達成に貢献する取り組みを行いためにも、しっかりと現状を把握しておきましょう。   原因①貧困 子どもが質の高い教育を受けられない大きな原因は貧困です。家が貧困だと生活をするのが精いっぱいなので、教育を受ける余裕がありません。生活していくためには子どもも労働をせざるを得ない状況です。しかし、教育を受けないと仕事を選ぶことが難しいため、将来の子どもも貧困になってしまいます。   原因②戦争 戦争や紛争も子どもが質の高い教育を受けられない原因になっています。戦争や紛争が起きている地域では毎日生きていくのが精いっぱいであり、教育を受ける余裕などありません。また、地域によっては子どもが戦争に駆り出されている場合もあります。   原因③病気 病気や医療の不足も子どもが質の高い教育を受けられない原因になっています。アフリカ地域では、衛生環境の悪さからさまざまな病が流行りやすくなっています。また、世界中には病気を治すための医療施設や医療技術が不足している地域もあるため、貧困だと病気を治す機会すら得られない場合も多いです。   原因④学校や教師の不足 子どもが質の高い教育を受けられない原因には、学校や教師の不足も関係しています。教育を受けたくても教師が不足していると質の高い教育を受けられません。また、教師が不足している理由には国が先生に給料を払えないことも関係しているので、途上国の貧困問題の解決のための取り組みが重視されています。   原因⑤親が学校に行かせない 子どもが学校に行きたくても、親の反対によって学校に通えない子どももいます。地域によっては、学校に行かせず働かせた方がましだと考えている親が多いです。また、結婚適齢期になったら結婚するため、女子に教育は必要ないと考えている地域もあります。   各企業や団体の取り組み事例 ここからは、各企業や団体が行っている取り組み事例を紹介します。自分ができることを行っていくためにも、さまざまな取り組みが行われていることを把握しておきましょう。   小学校の新校舎建設(フィリピン) 三菱自動車によってフィリピン共和国に新校舎が建設されました。この小学校は教室が足りていなかっただけでなく、天災によって被害を受けていたため質の高い教育を行えていませんでした。 しかし、新校舎が作られたことで学齢に応じた教育を受けられる環境を整えることができました。また、子どもたちの教育に大きな意味を持つ支援は将来の村の活性化にもつながるため重要視されています。   ソーラーランタン寄贈で識字率アッププロジェクト(カンボジア) パナソニック株式会社によって行われたソーラーランタン寄贈で識字率アッププロジェクト。このプロジェクトは、さまざまな事情で教育を受けられず文字が読めないカンボジアの成人のため、識字教室で使うソーラーランタンを贈った取り組みです。   FREE UNIVERSITY FREE UNIVERSITYは、さまざまな理由で教育をあきらめてしまう方に良質な教育を届けるために行われている取り組みです。年齢に関係なく学習意欲さえあれば誰でも学べます。また、講師は一定の面接を経て構成された教育のベテラン勢たちなので安心です。   「質の高い教育をみんなに」達成のためにできること ここからは、達成のためにできることを紹介します。世界規模の目標を考えると大変そうに思えますが、今日から個人で始められる取り組みもあります。世界の子どもたちの未来を救うためにも、身近にできることから始めていきましょう。   寄付をする 達成のためには、寄付を始めてみるのがおすすめです。公益社団法人日本ユニセフ協会・ケア・インターナショナル・公益社団法人セーブザチルドレンなど、さまざまな団体が寄付を受け付けています。 中にはお金だけでなく服や使わないものを寄付できる場合もあるので、世界の子どもたちのためにも取り組んでみましょう。なお、くわしくはそれぞれの団体の公式サイトをチェックしてください。   本や映画で現状を知る 達成のためには、世界の状況や解決のために取り組まれている事例を把握する必要があります。最近は本や映画の題材としても取り入れられているので、わかりやすく現状を把握できます。そのため、SDGsに関心を持った方は、ぜひSDGsが題材の本や映画をチェックしてみてください。   SNSで発信する 目標達成のためには、SDGsについて自分が知っていることをSNSで発信することも重要です。世界中には質の高い教育を受けられずに困っている子どもが多くいますが、その現状を知らない方も多くいます。 そのため、世界中の子どもたちを救うためにもボランティアや寄付の情報をSNSで発信しましょう。また、取り組みを行っている人はその様子をSNSにアップして協力を呼び掛けてみるのもおすすめです。   まとめ 今回は、目標達成のためにできることについて紹介しました。目標を達成するためには、一人一人が世界で起こっている現状を把握し、たとえ小さなことでもできることから始めていく気持ちが重要です。いつか世界の子どもたちのためになると信じて、毎日小さなことから取り組んでいきましょう。  

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世界・日本の教育の現状とSDGs目標4達成のための取り組み例

2022/5/19  

持続可能な社会を目指すための目標であるSDGs。 今回は、SDGsについてや世界・日本の教育の現状と課題点を解説します。 また、SDGs目標4達成のための日本の取り組みについても紹介します。 自分ができることを探すためにも、世界の現状と課題点を把握しておきましょう。  そもそもSDGsとは?  SDGsは、Sustainable Development Goalsの略であり、日本語では持続可能な開発と訳される目標です。 SDGsは2015年9月に行われた国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げられました。  SDGsには、「貧困をなくそう」や「質の高い教育をみんなに」など17の目標があります。 なお、貧困や教育に関するものだけでなく、「気候変動に具体的な対策を」や「海の豊かさを守ろう」など環境に関する目標も掲げられています。  世界の教育の現状と課題点  ここからは、世界の教育の現状と課題点を解説します。 世界では、初等教育修了率の格差や成人の識字・計算能力の不足などが問題になっています。特に発展途上国は未だ改善すべき点が多くみられるので、できることから始めるためにも現状をしっかりと把握しておきましょう。  初等教育修了率の格差 世界では、先進国と発展途上国の初等教育修了率の格差が問題となっています。 1990年から比べると改善はされていますが、地域別の修了率でみると未だに大きな格差があります。特にアフリカ諸国や南アジア諸国では中途退学率が高いままです。  子どもの中途退学率が高いと、成人の識字・計算能力の不足にもつながるため課題点とされています。 また、識字・計算能力が不足していると仕事を自由に選べないため、将来の子どもにも貧困が連鎖する可能性が高まります。 戦争・病気で教育を受けられない 世界には、戦争や病気が原因で教育を受けられずにいる子どもが多いです。 戦争や紛争が多発している地域では教育を行う余裕がありません。また、地域によっては子どもたちまでもが戦争に参加せざるを得ない状況です。  さらに、不衛生な暮らしと栄養不足が原因の病気にかかることで教育を受けられない子どもも多いです。 病気にかかっても満足な治療を受けられる場所とお金がないため、教育の普及だけでなく医療の普及も課題とされています。  貧困ゆえに労働を強いられる 世界には、貧困ゆえに学校に通って学ぶよりお金を稼ぐことを優先することを求められる子どもがいます。 親が働くだけでは生活をしていけないので、子どもも家庭の一労働力として働かなければなりません。   しかし、労働を優先すると識字・計算能力が不足するため、大人になったときに仕事を選べず稼げる仕事に就くのが難しくなります。 そのため、自分だけでなく将来の子どもにも教育を受けさせられず貧困のループが起こることも課題とされています。  女子への教育の浸透が低い 世界では、女子への教育の浸透が低いことも問題とされています。 世界には未だに男女差別が深刻な地域があり、女子への教育は必要ないと言われる地域があります。地域によっては、「結婚適齢期になると結婚する」という考え方が根付いているため、就学中にもかかわらず結婚せざるを得ない状況です。 日本の教育の現状と課題点 ここからは、日本の教育の現状と課題点について解説します。 世界には貧困や戦争で教育を満足に受けられていない子どもが多いですが、日本もさまざまな問題を抱えています。 持続可能な社会を実現するためにも、日本の教育現場の現状と課題点を把握しておきましょう。  子どもの貧困 海外のみならず、日本でも子どもの貧困が問題となっています。 経済的な理由で高校や大学に進学できない貧困も問題ですが、子どもの社会的な孤立も大きな問題です。親が深夜まで働いていて家に帰っても誰もいないため、社会的に孤立して非行に走る子どもが増えています。  教育機会の不平等 日本では、所得格差による教育機会の不平等が問題となっています。 また、都心に比べて過疎化が進んでいる地域は、学習塾や高度な教育を受けられる私立学校が不足しています。住んでいる地域によって教育機会に差が出るのはよくありません。  いじめや不登校 日本では、いじめや不登校も問題となっています。いじめの認知件数は、平成26年度は188,072件だったのに対し、令和元年度は612,496件と5年間で約42万件も増えています。そのため、カウンセリングや相談室などの相談体制の構築やインターネット利用の教育などの対策を行うことが大きな課題です。   教員不足・業務量の増大 日本の教育現場では、子どもに関する問題だけでなく教員不足や教員の業務量の増大なども問題となっています。教員が不足すると業務量が増え、業務量が増えると教員がやめてしまうので教員の不足につながります。このループを断ち切るために何ができるかが今後の大きな課題です。   SDGs目標4達成のための日本の取り組み  ここからは、SDGs目標4達成のための日本の取り組みについて紹介します。 あまり知られていないものもありますが、日本でもさまざまな取り組みが行われています。自分ができることを探すためにも、行われている取り組みを把握しておきましょう。  持続可能な開発のための教育(ESD) 持続可能な開発のための教育(ESD)は、持続可能な社会を創造する担い手を育てる教育として、さまざまな地域で行われています。ユネスコが主導となって行われており、他社や自然環境との関係性を尊重できる個人を育むことが目的とされています。   みんなの学校プロジェクト(School for All) みんなの学校プロジェクト(School for All)は、地方行政と地域住民が学校運営を支援し、保護者や住民への教育への意識に変化を与えることを目的として行われています。子どもと地域の社会的なつながりがなくなると、いじめや不登校に気づくのが遅れやすいです。教育に対する親の低い意識の克服するためにも、地方行政や地域住民全体の協力が重要視されています。   アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブは、アフリカの若者が日本の大学で教育を受けるとともに、日本企業でのインターンシップを受ける機会を与える取り組みです。日本での教育機会を与えることで教育の質が上がります。   また、インターンシップを受ける機会を与えることで、アフリカに帰ったときに高い技術を役立てられるのが大きなメリットです。なお、アフリカ諸国の優秀な若手人材を受けられるため、日本にとっても大きなメリットがあります。    まとめ: 今回は、SDGsの基本知識や世界中で行われているSDGsについての取り組みを紹介しました。持続可能な社会にするためには、多くの子どもが質の高い教育を受けられるような世界にする必要があります。規模が大きい話に思えますが、寄付やボランティアなど個人で簡単に取り組める活動も多いです。世界の子どもたちのためにも、できることから始めていきましょう。  

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auPAYとイオンカード使い分けで節約【体験談】

2022/5/5  

昨今、物価の上昇により、買い物をするとき、財布のヒモもきつくなることが多い日が続いています。 これは、一人暮らしをしている人、家庭を持っている人なども共通です。 支払い方法も人によって、異なります。 例えば、現金払い、QR決済、クレジットカード払いでの支払いがあります。 世の中には、便利であるQR決済のみで生活をする人もいます。また、場面によって使い分けている人もいると思います。 自分は場面によって使い分けているほうであると思います。 今回は、主によく使うauPAY【QR決済】,イオンカード【クレジットカード払い】で説明したいと思います。 auPAYのQR決済を活用 一つ目はauPAY【QR決済】です。 auPAYはQR決済の分類に入ります。では、なぜ、QR決済としてauPAYを使用しているかというと、auの携帯を10年以上使っているからです。 そのため、自分にとって使うメリットが大きいと思い、auPAYを使い始めました。 私はauユーザー歴が長いため、年に一度の特典として、1000以上のポイントを手に入れることができるからです。 毎月の携帯電話代を支払う際にポイントを手に入れることができます。 さらに、auでんきと連携することで、更なる追加ポイントを手に入れることもできます。 他にも、auでんきとガスをセットで支払うことで、節約もでき、ガス分のポイントも貯めることできます。 もう一つのメリットとして、auPayとpontaカードを連携させることで、Pontaカードで貯めたポイントも合算することができます。 支払いが現金払いであっても、Pontaカード対応できる店であれば、ポイントも貯めることができます。 2年前から、私はauPayとpontaカードを連携したが、それまでは連携させてもいなかった、気にしていなかった分、手に入れたポイントを自ら手放していたことを反省しました。 自分は、auプレミアム会員になり、割引クーポンを使ってauPayで支払うことが多いです。特に、コンビニの割引クーポンが毎週付与されますので、必ず使用して、自分のご褒美を買いつつ、ポイントを貯めています。 また、年に2回ほど、キャンペーンがありますが、その時のポイントの付与率が高くなります。この時期になると、日用品店や外食チェーン店にてauPayでの支払いが多くなります。 その期間中、クーポンも使うことで、お得な気分になりながらも、ポイントもたまるので、ラッキーな気分になります。 今は家族や両親に貯めたポイントで、プレゼントを贈ったりしています。 イオンカードのクレジットカード払いを活用 社会人になってから、ネットショッピングでの支払い、大きな買い物をしたとき等イオンカードでのクレジット決済をしています。 では、なぜ、イオンカードを使っているのかというと、単純ではありますが、身近であったからです。 また、学生時代からwaonカードで買い出しをしていたのも大きい理由でした。 ある時に、申請を行い、一体化したイオンカードで、ポイントも買い出しやネットショッピングも始めました。毎回ではないが、waonポイントが付く商品を買って、ポイントを貯めたりしています。 また、コロナ拡大した2020年に、日本政府がマイナンバーカードの普及政策を行い、その特典で、更にポイントがそれぞれのカードによって付与されたからです。 その時、自分にとって、使い勝手がよかったwaonポイントを選びました。 イオンカードでのクレジットカード払いも同様で、クレジットカードで支払ってもポイント付与されます。 人によって、クレジットカードを複数使用している人もいます。 しかし、自分はクレジットカードを一つしか持たないようにしています。 その理由として、自分の金銭感覚が狂わないためでもあります。また、クレジットカードの持ちすぎることで、使わないカードが出ることを防ぐためです。 今は、様々な企業のクレジットカードがあります。 そのため、自分にとってのメリットを考える必要があります。例えば、海外出張や海外旅行に行くことが多いと、セキュリティを重視することがあります。また、ネットショッピングをする頻度が多い場合であると、ポイント付与率が高い企業を重視すると思います。 これはQR決済にも言えることであると思います。 QR決済として、私はauPAYの他にPayPayしか使っていないです。もちろん、楽天ペイやd払いなどあり、知っています。他のQR決済のメリットがあることも知っています。 節約は「ケチ」ではなく、自分に無理せず、気軽に楽しくしていくことであると思っています。また、自分にとってのメリットを考えた結果です。 もし、ネットショッピングで楽天を使っていたら、携帯でdocomoを使っていたら、使っていた可能性が高いです。 選択肢が多いと、選ぶにしても使うにしても悩むことが増えます。 自分のメリットを考えて、支払いを考えると、おのずと節約につながり、楽しくなると思います。 皆さんも自分を見直してみてはいかがでしょうか。

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バーンアウトの根本的な原因

2022/2/14  

そもそも、バーンアウトの根本的な原因はなんでしょう。 クルト・レヴィンの場の理論によると、人の行動は、その人の特性と周囲の環境が関係しているとされています。この考え方応用し、バーンアウトはストレスの延長にあるという考え方が現在ほとんど一般的になっています。(Maslach & Schaufeli 1993) ストレスとは、心理学では、以下のように定義されています。ストレッサ(ストレスを与える何らかの刺激)に対し、個人の能力や資質で対応できなくなった時、あるいはできなくなったと感じた時、人はストレスを感じます。 バーンアウトは、単なるストレスだけでなく、自分の頑張りが認められないという経験が積みまさなった結果と考えられています。 企業におけるストレス・メンタルヘルスへの取り組みの重要性とは? 東京大学政策ビジョン研究センターによると、平成30年においてストレス等の体調不良などに伴う従業員一人当たりの労働生産性損失は、年間 76.6 万円となっています。バーンアウト状態になってしまい、部下が1年間休職すると約1,500万円の損失にも上ります。 同じく平成30年の調査で、仕事で強いストレスを感じている人の割合は、58%という厚労省の調査結果もあります。 新型コロナウイルス感染症の労働環境の変化により、さらにこの値は大きくなっていると考えられます。 そのため、企業においても、人事育成や、組織の文化醸成などの、取り組みをしていく必要があります。

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アンガーマネジメントと新型うつ病

2022/2/14  

  1 新型うつ病の特徴に「会社へ行くと調子が悪く休日は元気」とありますが、「好きなことをしているときは症状が出ない」という特徴も資料として見受けられます。 後者の意見を正しいとした時に前者に対して、「休日に嫌な行事がある時は?」という矛盾点が生じるのではないでしょうか。 ですので、前者の主張を述べるのであれば、「新型うつの原因として仕事が考えられる時」という前提が必要だと思います。 その他、内因性うつ病の特徴としては「中年・初老の人が多い」「他社依存性はまれ」「抗うつ薬への反応は比較的良好」などが論文には記載されています。 一方で、新型うつ病の特徴としては「若者に多い」「他社依存性がしばしば見られる」「抗うつ薬への反応は必ずしも良いものではない」などが挙げられています。 また、「うつ病とされるものは、その時代の価値観に対する「過剰反応と破綻」」という記述がありましたが、前述の「自己肯定感が育まれにくい生活環境で育つと、生きる意味や社会における自分の役割が分からなくなってしまいます。」という記述と比べると、繋がりが分かりにくいように感じます。特に新型うつ病については、育ってきた環境、パーソナリティ、現在の環境など様々な要因が絡み合って患ってしまうものだと論文に記載がありますので、「その時代の価値観」という認識は逆に分かりづらくなってしまうのではないでしょうか。     2 地方自治体の福祉協議会などで度々研修に使われているケースワークに「アンガーマネージメント」がある。研修に用いられている属性は、団体職員、医療福祉、企業の新人オリエンテーションと幅も広い。 アンガーマネージメントとは、いわゆる不条理に出くわしたときの怒りのセルフコントロールするためのメンタルヘルススキルであるが、習得する為には、ひたすら感情の分析を書き出し、自己認識する作業が核となる。 堪えきれない怒りや憎しみを6秒の一呼吸でフラットにするのは容易ではないが、習得すれば不用意な心の負荷を背負い込むことは回避できる。 手法としてはグループワークが中心となり、シートに自分の怒りのエピソードを書き出しながら講師のリードによって段階的に内証、内省して行くプロセスである。 それに加え、動的なエクササイズを楽しむことにより、心身のリラックスや解放感を身体の感覚として定着させる手法もプログラムに入っている。こうであらねばならない、という自我のこだわりと向き合うことにより、多面的な自我の捉え方を見つける作業がワークショップに於ける鍵となっているようである。 アンガーマネージメントジャパン https://amjapan.or.jp/about/index.html?gclid=CjwKCAiAo4OQBhBBEiwA5KWu_60GF5F7UKd4CE0j73Kec3kqHIlNaqqlIjcKGoseQRQ7nPg-TpdL5BoCJvEQAvD_BwE

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生活

マインドフルネス瞑想を定期的に行う効果

2022/2/14  

  1 研究によると、マインドフルネス瞑想を定期的に行うことで、回復力が高まる、ストレスが低減する、感情をコントロールできるようになる、より前向きな見通しを立てる力が身につき、挫折から立ち直りやすくなるなど、仕事の成果にポジティブな影響を数多く与えるということがわかっています。ダニー・ペンマン氏の著書『Mindfulness for Creativity』では、瞑想などのマインドフルネス手法は、創造的な問題解決に必要なスキルを向上させると書かれています。マインドフルネス瞑想によって、短期間でも創造性を高めることができるかどうか検証するため、さらに、高まった創造性により生み出されたアイデアが、組織にどのようにして貢献できるのかをテストするために、オランダ・ロッテルダムのエラスムス大学にて実験を行いました。その結果、短時間の瞑想でもアイデアの多様性がうまれたほか、心をよりポジティブでリラックスした状態にできるということがわかりました。筆者達が行った2つの実験でも、コーヒーを1杯飲む程度の時間をかけるだけで、アイデアも、意思決定も、気分も、すべて向上するということが証明されています。日本でもこれまではたばこ休憩と呼ばれる時間などがあり禁煙問題となってきていましたが、一部の会社では昼寝の時間を設けるなど全員に恩恵を受けてもらい、発想力を導く取り組みも行われています。誰もが・毎日マインドフルネス瞑想し続けるということは難しいと思われるため、より時間や手法を短くして隙間時間に英気を養う方法を提示示していく必要があるでしょう。     2 マインドフルネスは「することモード」から「あることモード」へのギアチェンジによって、ストレス状態からストレスフリー状態に移行することが出来るテクニックであり、それはトレーニングによって獲得出来るとの説明でした。 しかし、マインドフルネスがストレスフリー状態を実現していることの科学的なエビデンスが示されていませんでした。マインドフルネスの有用性を主張するためには、このテクニックがストレスを排除したことを示す客観的にデータが必須です。 人はストレスを感じると副腎皮質からのコルチゾールの分泌が亢進され、血中のコルチゾール濃度が上昇することが知られています。そのためコルチゾールは別名ストレスホルモンとも呼ばれています。 したがって、ストレスを評価する各種実験においては、コルチゾールがストレスマーカーとしてよく使われています。例えば、マインドフルネスを実施前後での被検者の血中コルチゾール濃度を、LCMSなどの高感度測定法を利用して定量し、その濃度の差を統計学的に評価して優位差が認められるかを検証してみては如何でしょうか。   3 現在、マインドフルネスは有効な技法として、臨床現場で使われています。ただし、マインドフルネスでは取り除くことが出来ない感情があります。それは、怒りです。なぜなら、怒りは「今ここで」の感情だからです。マインドフルネスは「今ここで」に集中する技法です。例えば、不安は未来に目を向けることで生じてくる感情です。一方で、後悔などの感情は過去に目を向けることで生じてくる感情です。これらの感情に対してアプローチをする際、マインドフルネスは有効です。しかし、怒りという感情は「今ここで」瞬時に湧き上がってくる感情です。したがって、マインドフルネスを行っても効果が少ないのではと考えられています。 また、マインドフルネスはそもそも仏教の考えである『念』から始めっているのではないかという意見もあります。発祥は日本だったのですが、米国でマインドフルネスという概念となり、結果的に日本に逆輸入されたという珍しい概念だといえるでしょう。しかし、そもそも日本で生まれた概念であれば、日本人になじみやすい考え方であるので、マインドフルネスが日本で浸透したのも自然の流れといえると思います。     4 姿勢と呼吸法は幼児期から正しい方法を身に着けることが重要であると言う事を度々目にしますが、この言説の根拠がマインドフルネスに基づくものであると認識しています。これは実際に自分自身の精神に科学的な影響を与えると同時に、行うことで精神的に安定するというプラシーボ効果の側面も持ち合わせていることからです。論文中で語られるように現代はスマートフォンの使用や動画視聴など目の前のもの以外への興味の矛先が向く対象が様々のため、自分に対して有効であるマインドフルネスを含む精神療法を持っておくことで抑止力と出来る場合があります。一方でマインドフルネスの問題点を挙げるとすれば、正式な医療行為や治癒方法として認められているものではないため自分の抑制が効かなくなった時にマインドフルネスを行うことで鎮まると過信しすぎてしまうことは危険です。マインドフルネスをはじめとする多くの精神療法の効果は個人差があることが前提であり精神的な病の根本的な解決につながるものではありません。自分の現在の精神状況がマインドフルネスや立腰姿勢を実行することで改善するのかどうか、という点は自身の中で線を引き医療行為が必要である場合はこの手法を拠り所にするのではなく正式な医療機関の受診を行うことを意識して自身に対して適切な処置を行ってあげる必要があります。   5 現代社会において過度のストレス状態にさらされると、自律神経系がバランスを崩し、身体の不調や心の病など、様々な症状を引き起こすと考えられています。こうしたなかで、香りがもつ“癒し”の効果が注目を集め、心療内科や産婦人科、緩和ケアなど多岐にわたる医療現場で、症状緩和や心身のリラックスを促す芳香療法として試用されるようになってきました。日本で昔から、精神統一時や仏事などに用いられてきた「香」である白檀(びゃくだん)と沈香(じんこう)の香木を使って、香りが自律神経系に与える影響についてを研究が行われました。白檀は一般的な「お線香の香り」、沈香は「お寺や仏壇の香り」を想像すると、思い浮かぶかもしれません。研究の結果、白檀・沈香ともに、交感神経活動(自律神経の中で興奮の刺激を全身のさまざまな器官に伝える神経)だけでなく、副交感神経活動(からだの各部分の活動性を下げ、次の活動に備えて回復、修復させる神経)も抑える作用があることがわかりました。また鎮静効果をもつこともわかっています。一方で、白檀は刺激性香油と考えられており、海外においては自律神経活動を増大させる作用があるという報告もあるなど、香りの評価は文化や知識、個人の嗜好などによって親しみやすさが異なるため、自律神経系への効果は対象者によって差が出てくるものと考えられます。香りの嗜好が潜在的に違っているのか、置かれている環境で変化していくのかなど、今後の研究のも期待したいところです。  

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「疲労」と「疲労感」

2022/2/12  

「疲労」と「疲労感」は単純にいってしまえば「身体的」と「脳内的」であるのだが、東洋医学では「腎の精が尽きる」という表現がある。これがまさに心神耗弱疲労困憊を表している用語で、 腎の精という。腎の精を現代医学に当てはめると、臓器や筋肉が一過性の副腎からの強壮系のホルモン放出等も間に合わないほどの運動能力、機能低下賀起こり、能力的な判断もおぼつかないという状態である。 東洋医学でいう「腎」は腎臓ももちろん含まれているし副腎皮質、副腎髄質そのものも含まれる。体が極端に酷使されれば、腎クリアランスも低下するのは当然であるからである。 心臓機能にしても、ストレスが長期に渡り疲弊すれば頻脈になったりするが、こちらは「肝の熱が上がる」と表現する。怒りや不安などから上から下に降りるべきエネルギーの流れが、下(肝)から心、頭(上)に上ってしまうことを指す。これを一言で「気逆(きぎゃく)」という。 気逆の状態が長く続けば「気滞(きたい)」が起こる。いわゆる行き場のないストレスのモヤモヤ感が常にうっ滞している状態で、長期化すればそれは「脳の疲弊」を起こし慢性的な疲労を生むのである。これが「慢性疲労」のもとになる訳である。